公演・イベントを観る

主催

センチュリー豊中名曲シリーズVol.21 プレパフォーマンス&トーク#15
公開収録「作曲家はギターが苦手?」

【主催】<br>センチュリー豊中名曲シリーズVol.21<br> ~プレパフォーマンス&トーク15

※豊中名曲シリーズVol.21は3/19に開催。http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-22690/ ※本プレパフォーマンス&トークは終了後、アーカイブ映像を公式YouTubeチャンネルにて公開します。

ご来場にあたって

新型コロナウイルス感染予防対策のため下記の点につきまして、あらかじめご了承下さりますよう宜しくお願いいたします。

〇ご来場時は、ワクチン接種を済まされた方も、マスクの着用をお願いいたします。
 マスクの着用がない場合は、ご入場をお断りする場合があります。
〇鑑賞中は、咳エチケットとマスクの着用をお願いします。また「ブラボー」などの掛け声は ご遠慮くださいますようご理解とご協力のほどお願いいたします。
〇発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方、発熱が数日間続いている方や、風邪症状のある方、その他、体調に不安のある方はご来場をお控えくださいますようよろしくお願いいたします。

内容

ロドリーゴの「アランスフェス協奏曲」は、楽譜通りに演奏するのが大変難しい作品ですが、屈指の人気作品となり必須レパートリーの一つとなったことで、ギター奏者全体のレベルアップに貢献しました。ロドリーゴはギターを弾けなかったのですが、だからこそ当時のギターの技術の枠を超えて自由に作曲できたのでしょう。実はギター作品を書くことはギターを弾けない作曲家にとっては「ギターが何をできるのか」「ギターにとって何が自然か」が分かりにくく作曲のハードルが高い。オーケストラの楽器と比べて学ぶ機会や本も少ないのです。同時に奏者にとってもギターを弾けない作曲家が書いた作品は運指が見つけづらいなど演奏が難しい。作曲者と奏者が相互に難しい思いをしながら発展させてきたのがギター音楽と言ってもいいでしょう。ここ21世紀の関西でも同じように現在進行形でギター作品も奏者も発展を続けています。そこで今回は作曲者と奏者の関係をお話しながら、関西に縁のある作曲家のギター作品を実際に演奏してみようと思います。

出演

ギター、お話:橋爪 皓佐 Kosuke Hashizume
作曲家、ギタリスト。フランス・ニース音楽院を経てベルギー・ブリュッセル王立音楽院作曲科・ギター科学士課程修了(ギター課修士課程中退)後、京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程作曲・指揮専攻(作曲)を、英国王立音楽大学への派遣留学を経て修了。これまでにギター演奏で山口ギターコンクール首席のほか、作曲家として、ドイツ、日本、アイルランド、フィンランドの作曲コンクール・公募で入選。室内楽作品を中心に、さまざまな編成の作曲委嘱を受ける。近年は「現代ギター」誌での連載など、ギター作品も多作。また、アート・コレクティブの「ロゼッタ」の主宰や、アートフェスティバルへの出展など、アート分野との横断領域における活動にも注力している。京都市立芸術大学芸術資源研究センター非常勤研究員。
映画「ミュジコフィリア」で作曲・演奏・電子音楽を一部担当。

曲目

近藤浩平:ギターのための3つの前奏曲
壺井一歩:Zapfinino
橋爪皓佐:Fandanguillo~モーリス・ラヴェル讃

クレジット

主催:豊中市市民ホール等指定管理者

問い合わせ先

豊中市立文化芸術センターチケットオフィス
06-6864-5000(10:00~19:00 月曜休館)

開催日時
2022年2月9日(水)
開演19:00(開場18:45)

※豊中名曲シリーズVol.21は3/19に開催。

豊中名曲Vol.21

※本プレパフォーマンス&トークは終了後、アーカイブ映像を公式YouTubeチャンネルにて公開します。

会 場
豊中市立文化芸術センター多目的室
料 金

入場無料

・先着80名